女子走り高跳びで世界のトップに立つオーストラリアのニコラ・オリスラガース選手。
2025年東京世界陸上では見事金メダルを獲得し、名実ともに女王の座を手にしました。
彼女は2022年にリース・オリスラガースさんと結婚し、旧姓マクダーモットから現在の名前に改姓。
プライベートの安定が競技にも好影響を与えているといわれています。
また、競技中に常に笑顔を見せる姿も印象的で、信仰や喜びの表現に加え、緊張を和らげるメンタルコントロールの一環とされています。
本記事では、オリスラガース選手の結婚や笑顔の理由、そして世界陸上での活躍までを詳しく紹介します。
- オリスラガースは結婚してる?
- オリスラガースが競技中に笑顔でいる理由
- オリスラガース選手がメモしているのはなぜ?
オリスラガースは結婚してる?

相手はリース・オリスラガースさんで、結婚後は「ニコラ・オリスラガース」の名前で競技に出場しています。
それ以前は「ニコラ・マクダーモット」として知られていましたが、現在は改姓後の名前で国際大会にエントリーしているのが公式に確認されています。
夫は誰?結婚時期と馴れ初め
2022年4月に正式に結婚を発表し、競技者としての活動と家庭生活を両立する新しいスタートを切りました。
リース・オリスラガースさんとの結婚に関する情報をまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | Rhys Olyslagers(リース・オリスラガース) |
出会い | リースとニコラ(旧姓マクダーモット)は 2013年にユース・グループ(教会関連などの若者の集まり) で出会ったとされています。 |
プロポーズ | リースは 2021年12月17日 にニコラにプロポーズをしたとの情報があります。 |
結婚 | 2022年4月に二人は結婚しました。 |
役割・サポート | リースさんはニコラの競技生活を裏で支える存在として日常生活を共にし、精神的な支援を大きくしているようです。「家を買った」「犬を飼った」など生活基盤を整えることで、競技へのモチベーションや安定につなげてきたと、ニコラ自身が語っています。 |
職業等 | リースさんの具体的な職業・仕事については、公開されている情報源では確認できません。彼がどのような仕事をしているか、あるいはスポーツ関係なのかどうかは未発表か非公開のようです。 |

詳しい馴れ初めは公には多く語られていませんが、互いを支え合う姿が印象的ですね。
結婚後に名前が変わった
これにより、国際陸連の公式記録や大会プログラムでも現在は「Nicola Olyslagers」と表記されています。
改姓によって、彼女が結婚したことが世界的にも広く認知されるようになりました。
結婚生活と競技への影響
家族の支えが精神的な安定につながり、競技中もポジティブな姿勢を維持できるのが大きな強みです。
特に彼女は信仰心が強いことでも知られており、夫の理解と支えがあることで安心して世界の舞台に挑めているようです。
オリスラガースが競技中に笑顔でいる理由


彼女は信仰と喜びを表現すると同時に、笑顔にすることで心身のバランスを整えています。
実際に笑顔は身体・精神・対人関係のあらゆる面でプラスの効果を発揮するため、競技力の向上につながるのです。
信仰と喜びを表現するための笑顔
そのため、競技は彼女にとって祈りや感謝の時間であり、その喜びが自然と笑顔になって表れるようです。
この笑顔が観客やメディアやSNSでも好印象を与えて、話題になっています。
オリスラガースは競技中ずっと笑顔で凄い
— 2FPr (@2FPr1) September 21, 2025
ルーティンめっちゃ好きや
女子走り高跳び、眠り姫のマフチク話題だけど、個人的にはオリスラガース選手の笑顔がものすごく素敵だなと思って見てた。
— shun, (@shuni02013123) September 21, 2025
飛ぶ前に笑顔スイッチ入れて、失敗しても次行ける!て感じの笑顔。笑顔が潜在能力引き出すんじゃないかと。
笑顔大事ですね。そして直ぐにメモ取り研究熱心!#世界陸上2025
笑顔で緊張を和らげるメンタルコントロール
また、笑顔は緊張や不安を和らげ、集中力を高める効果もあります。
試合中のストレスを減らすことで、精神的に安定したパフォーマンスが発揮できるのです。
観客やライバルへのポジティブなメッセージ
さらに、ライバルに対しては「余裕がある」という印象を与え、心理的に優位に立つことができます。
こうした笑顔は戦略の一つであり、スポーツにおいて重要な武器となっているのですね。
オリスラガース選手がメモしているのはなぜ?


2025年世界陸上の女子走り高跳び予選でも、彼女がフィールドの空いたスペースでノートを確認し、集中力を高めている姿が注目されました。
メモは単なる記録ではなく、競技中の自己管理ツールとして大きな意味を持っています。
世界陸上ここのとこほぼ毎日みてた。
— まめうまし (@callambulyx) September 21, 2025
アスリートはやっぱりすごい。努力の質が違うな。
最後みてた女子高跳びオリスラガース選手、終わるとすぐノートに今の跳びをメモして、休んでる時もイメトレ。
他競技でも終えるとすぐコーチの元に行って動画で自分のフォーム確認する選手いて常に高みを見てる。
記録を振り返ることで次の跳躍に向けた修正点を整理でき、同時にメンタル面の安定にもつながります。
こうした習慣はトップ選手の間で広く実践されており、オリスラガース選手の強さを支える重要な要素の一つといえるますね。
世界陸上でのオリスラガースの活躍に注目!


決勝では悪天候のなか、2.00mを1回でクリアし、世界記録保持者ヤロスラワ・マフチフ選手を破りました。
マフチフ選手は銅メダルに終わり、大会連覇はなりませんでした。
この結果により、オリスラガース選手は名実ともに世界の頂点に立ったのです。
東京五輪銀メダルからの進化
2017年と2019年の世界選手権では予選落ちでしたが、2021年の東京五輪で銀メダルを獲得し、一気に世界の注目を集めました。
その後も2022年世界選手権5位、2023年銅メダル、2024年パリ五輪銀メダルと着実に実績を重ね、2025年ついに金メダルへと進化を遂げました。
世界陸上でのライバル選手との比較
世界記録保持者であり、圧倒的な存在感を誇りますが、2025年世界陸上ではオリスラガース選手がその牙城を崩しました。
186cmの長身と安定感のあるフォームで、近年はマフチフ選手と互角、あるいはそれ以上の勝負を繰り広げています。
今後の目標と期待される記録
女子走り高跳びの世界記録は2m09であり、その更新に最も近い選手の一人とされています。
28歳という競技者として円熟期を迎えた今、マフチフ選手との再戦や新たな世界記録挑戦に注目が集まりますね。
オリスラガースのプロフィール


オーストラリア出身で、走り高跳びのトップアスリートとして活躍しています。
- 国籍: オーストラリア
- 年齢:27歳(2024年時点)
- 主な成績:ブダペスト世界陸上銅メダル、オレゴン世界選手権5位
- 自己ベスト:2m03(豪州・オセアニア記録相当)
- 競技開始のきっかけ:中学の体育の走高跳授業、高校で本格指導を開始
- 指導者:高校時代に元日本記録保持者の大御直幸氏などに師事
身長・体重など基本情報身長は 186cm、体重は約70kgと公表されています。
恵まれた体格としなやかな動きが特徴で、世界の舞台で安定したパフォーマンスを発揮しています。
出身地と学歴
学生時代から陸上競技に親しみ、大学ではスポーツ科学を学びながら実力を伸ばしました。
学業と競技を両立させた努力家としても知られています。
競技を始めたきっかけ
- 2017年世界選手権:予選落ち
- 2019年世界選手権:予選落ち
- 2021年東京五輪:銀メダル
- 2022年世界選手権:5位
- 2023年世界選手権:銅メダル
- 2024年パリ五輪:銀メダル
- 2025年東京世界陸上:金メダル(2.00mクリア)
国内大会で頭角を現し、次第に国際大会でも注目される存在になりました。
まとめ
ニコラ・オリスラガース選手は、2022年にリース・オリスラガースさんと結婚し、旧姓マクダーモットから改姓して新たなキャリアを歩んでいます。
プライベートの支えを力に変え、2025年東京世界陸上では女子走り高跳びで金メダルを獲得しました。
競技中の笑顔は、信仰心や喜びの表現であると同時に、緊張を和らげて集中力を高める戦略でもあります。
さらに、観客やライバルへの心理的効果も大きく、彼女の強さを支える特徴的なスタイルです。
これまでの銀や銅のメダルを経て、ついに世界の頂点に立ったオリスラガース選手。
今後は世界記録更新やライバルとの再戦にも注目が集まります。
彼女の挑戦はまだ続き、世界中のファンを魅了し続けることでしょう。
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