夏の風物詩として長年愛されてきた「ほんとにあった怖い話」、通称「ほん怖」には、視聴者の記憶に深く残る“一番怖い”エピソードが数多く存在します。
中でも佐藤健さん主演の「顔の道」や、加藤清史郎さんが出演した「かかし」、阿部寛さん主演の「真夜中の徘徊者」、堀北真希さんと桐谷美玲さんが共演した「6番の部屋」は、今もなお“トラウマ級”と語られる傑作です。
この記事では、ほん怖の歴代エピソードの中から一番怖いと評価される作品を紹介し、そのあらすじや恐怖のポイント、そして実際にどこで観られるのかまで詳しくまとめます。
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- 【ほん怖】一番怖いのは佐藤健の顔の道?
- 【ほん怖】一番怖いトラウマ級の話3選
- 【ほん怖】一番怖い話はどこで観れる?
【ほん怖】一番怖いのは佐藤健の「顔の道?」

主演は佐藤健さんと高橋真唯さん。釣り帰りのカップルが山道で遭遇する、得体の知れない女の存在が物語の中心です。
電話ボックスの横で、受話器も持たずに立ち尽くす女性。その後も車のフロントガラスに映る顔など、何度も恐怖が押し寄せます。
「ほん怖」の中でも一番怖いと語られる理由は、この繰り返し迫る演出と不気味な空気感にあります。
あらすじと恐怖ポイント

主人公・翔太郎(佐藤健さん)と恋人の夏海(高橋真唯さん)は、釣り帰りに山道を走行中、古びた電話ボックスのそばに立つ若い女性を目撃します。
受話器を持たず、ただじっと佇む姿は不気味そのもの。
その後も車を走らせるたびに現れる女の顔が、フロントガラスや窓に映り込み、逃げ場のない恐怖へと二人を追い詰めます。
日常の延長線に潜む異変が、視聴者の心を強く締め付けます。
なぜトラウマ級とされるのか
驚かせるだけでなく、不安をじわじわ膨らませる構成が秀逸で、女の姿や表情が何度も繰り返し映ることで恐怖が増幅。
電話ボックスや夜道といった日常的な風景が舞台なため、「もし自分だったら…」と想像しやすく、よりリアルに感じられます。

放送から年数が経った今も「顔の道」は、多くの人にとって克服できないトラウマ級のほん怖の代名詞となっています。
【ほん怖】一番怖いトラウマ級の話「かかし(2009年)」


主演は加藤清史郎さんと奥貫薫さん。
日常の中で少しずつ忍び寄る恐怖を、子どもの視点で丁寧に描いた作品で、「ほん怖史上、一番怖い」との声も多く寄せられています。
派手な演出はなく、静かな映像と不気味な空気感が心に残るトラウマ級エピソードです。
あらすじと恐怖ポイント
家に戻って足を洗いながら様子をうかがうと、その位置が変わっていることに気づきます。


やがて、かかしは少しずつ距離を詰めてきて――。



一見静かな場面なのに、確実に迫ってくる恐怖が、観る人の心をじわじわと締めつけます。
なぜトラウマ級とされるのか
大きな音や派手な映像ではなく、位置の変化や無音の迫力で恐怖を積み上げるため、見終わった後も不安が消えません。
子ども目線で描かれることで没入感が高まり、再視聴しても恐怖が色あせない名作です。
【ほん怖】一番怖いトラウマ級の話「真夜中の徘徊者(2003年)」


主演は阿部寛さん。
夜の施設を舞台に、看護師の霊がじわじわと迫ってくる様子が描かれ、多くの視聴者を震え上がらせました。
驚かせるだけでなく、追い詰められる恐怖感を長く引き伸ばす演出が特徴で、「ほん怖史上、一番怖い」という声が絶えない名作です。
あらすじと恐怖ポイント


現れたのは白目を剥いた看護師の霊。
翌日、小山は婚約指輪を拾い、それが霊の執念と関係していると知ります。
夜になると再び霊が現れ、トイレの個室に逃げ込むも扉を激しく叩かれ、振り返るとすぐ目の前に――。



息が詰まるような緊迫感が、視聴者の恐怖心を一気に高めます。
なぜトラウマ級とされるのか
トイレや廊下といった日常的な場所が舞台だからこそ、自分の体験に重ねやすく、リアルさが倍増。
さらに、扉を叩く音や霊の表情など、細部まで練られた演出が恐怖を長時間持続させます。
放送から20年近く経った今も、「真夜中の徘徊者」は克服できないトラウマとして記憶に残り続けています。
【ほん怖】一番怖いトラウマ級の話「6番の部屋(2006年)」


主演は堀北真希さんと桐谷美玲さん。
カラオケ店という身近な場所で起こる怪異を描き、視聴者から「カラオケに行けなくなった」とまで言われるほどの強烈な印象を残しました。
派手な恐怖ではなく、違和感がじわじわと積み重なっていく構成が「ほん怖」らしく、一番怖いと感じる人が多い理由です。
あらすじと恐怖ポイント


どの部屋も満室の中、唯一空いていたのが“6番の部屋”。
店員に止められながらも入室しますが、歌い始めるとモニターにノイズが走り、室内の空気が徐々に変化。



異様な気配を敏感に感じ取るのは美奈子だけで、視聴者もその違和感に引き込まれていきます。
なぜトラウマ級とされるのか
部屋の違和感から始まり、映像の乱れ、不可解な現象へと恐怖が段階的に高まる構成が秀逸。
特に、何気なく過ごすカラオケという空間が一変することで、視聴者は自分ごととして感じやすくなります。
放送から年数が経った今も、「6番の部屋」は多くの人にとって忘れられないトラウマ級のほん怖名作です。
【ほん怖】一番怖い話はどこで観れる?
代表的な人気回「顔の道」は、2025年8月16日にフジテレビ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2025』でデジタルリマスター版が放送されました。
放送後はフジテレビ公式の動画配信サービス「FODプレミアム」で見放題配信され、過去の特別編や傑作回もまとめて視聴できます。
地上波では不定期に再放送されることもあり、最新情報はFOD公式サイトや番組表で確認すると見逃しを防げます。
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まとめ
今回ご紹介した「顔の道」「かかし」「真夜中の徘徊者」「6番の部屋」は、どれもほん怖ファンの間で長く語り継がれる“一番怖い”名作ばかりです。
それぞれが異なるシチュエーションと演出で恐怖を描き、日常の中に潜む不安を巧みに引き出しています。
特に佐藤健さんや加藤清史郎さん、阿部寛さん、堀北真希さんといった豪華キャストが織りなすリアルな演技が、物語の怖さを一層引き立てています。
視聴方法もFODプレミアムなどで確保されているため、改めて観返すことも可能です。
今年の夏は、ほん怖の一番怖い作品で背筋がぞくっとする体験を味わいながら、「ほん怖」を応援していきましょう。
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